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個人事業におけるはじめての帳簿の付け方(事業用と家事用関連)

○相談内容


事業用と生活用にかかわるものの費用についてですが、
水道光熱費とか家賃等はまだ入力していませんが、とりあえず経費として入力しておいて後で按分、調整をした方がいいのでしょうか?


解答


いくつかの方法があります。
1.水道光熱費等の全額を入力しておいて12/31の決算修正入力として、たとえば事業用60%家計用40%とに振り分ける方法。
2.毎月按分して事業用部分だけを入力する方法
3.毎月全額入力したあとで事業用と家計用とに振り分ける方法。
どれも正解です。
60%とかは妥当額でとくに決まりはありません。
通常は、1の方法にてやることが多いです。
水道料、ガス代、電気代、電話代、家賃とそれぞれパーセンテージが変わっても問題ありません。


○相談内容


「事業主貸」にて生活費として毎月400,000円を出費するようにしたのですが、金額は適当ですが、多くした方がいいのでしょうか、それとも少ない方がいいのでしょうか?


解答


これは実際の引き出し額となります。
理論的には多いほうが所得(利益)が高いということになります。


○相談内容


預金残高はあるのですが、現金出納帳では、経費の出費分がマイナスとなってしまいます。


解答


預金から引き出してなくてポケットマネーから出金しているためにマイナスになるのでしょう。
実際は現金残高はマイナスになることはないのですが。
「事業主借」にて適当な日に現金入金を入力するしかなさそうです。


○相談内容


預金から引き出して経費にしていないからでしょうが、預金の引き出しは、どうすればいいですか?


解答


ご自由にひきだしていただいてかまいません。
通常は預金より引き出しは現金入金となりますが、預金より引き出したとき「事業主貸」にて預金を出金させてもかまいません。


※はじめての方へのご参考

経費関係ですが、現金出納帳より入力する場合には、現金の動きは毎日入力が普通ですので、経費の科目を選びながら入力していきます。
同じ科目の領収書であれば、続けて入力したほうが早いです。
日付は整理してくれますので。
前年度からの現金の繰越ですが、最初は推定にていれるしかありません。
生活費は 個人事業の場合は、「事業主貸」にて出金処理してください。
個人事業の場合は生活的費用と事業費用が混ざっていますので「事業主貸」は生活費ないし必要経費にならない支出のときに処理します。
「事業主借」は、事業に関係ない預金等から事業用に使った場合などに使います。
現金残高金額の調整にもこの二つは使ったりもします。
費用で生活と経費の両方にかかわる部分、たとえば水道光熱費などは決算修正などで、「事業主貸」や「事業主借」をつかって按分や調整をしたりします。

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川島会計事務所
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